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家を買おうと思ったきっかけ
私たち夫婦が家の購入を考え始めたきっかけは、「子供を育てるなら一軒家で」という共通の希望でした。特に庭が欲しいという強い願望があり、庭で子供とプールで遊んだり、DIYを楽しむスペースが欲しかったのです。
建売・中古・注文住宅へのこだわりは当初ありませんでしたが、注文住宅を選ぶかどうかで家を買うタイミングを決めていました。周囲の子育て世代からは、「子供を見ながら注文住宅の打ち合わせを進めるのは本当に大変」「壁紙や間取りをじっくり考えられず投げやりになって後悔した」という声をよく聞きました。そのため、もし注文住宅にするなら子供を授かる前に進めよう、建売や中古なら好きなタイミングで良いと割り切っていました。
また、建築コストの高騰や金利アップといった市場の動きはあまり気にしないことにしました。金利は正直読めませんし、後から振り返って「この時が一番得だった」と言えるのはいつだって結果論です。それならば、自分たちが「欲しい」と感じたタイミングを優先した方が後悔が少ないと考えました。
家づくりの全体像
私たちの場合、家づくりは大きく以下の流れで進めました。
- ① 予算とライフプランを立てる
- ② 建売・中古・注文住宅を比較検討
- ③ 土地探し・住宅ローンの事前審査
- ④ ハウスメーカーと打ち合わせ・仮契約
- ⑤ 最終決定と本契約
このシリーズでは、それぞれのステップで感じたことや失敗しそうになったポイント、実際の数字や条件も交えて詳しく紹介していきます。
予算を立てるときに意識したこと
最初にしたのは「無理なく返せる金額」の把握です。夫婦共働きで今の収入ならもう少し借りられましたが、将来的に子供が生まれたときや働き方が変わる可能性も考え、ゆとりのある計画を意識しました。具体的には「住宅ローン返済額+生活費+教育費+将来の貯蓄」をすべて含めたシミュレーションを行い、無理のない返済比率(手取りの20〜25%程度)を目安にしました。
次回は「建売・中古・注文住宅をどう比較検討したか」を詳しくお話しします。


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