2025年7月23日、注目を集めていた「GX志向型住宅」補助金の交付申請受付が正式に終了しました。
これは、国土交通省・経済産業省・環境省の3省が連携して進める「住宅省エネ2025キャンペーン」の一環として実施されていたもので、子育てエコホーム支援事業(旧 子育てグリーン住宅支援事業)の中でも特に人気の高い区分でした。
500億円の予算に対して申請額が100%に達したことを受け、7月22日時点で受付終了が決定。翌23日に正式に締め切られました。
GX補助金は終了。でも、他の補助金はまだまだ受付中!
「せっかく準備していたのに…」「間に合わなかった…」と落ち込んでしまった方も多いかもしれません。
しかし、まだチャンスはあります。現在も申請可能な補助金制度が複数あります:
- 子育てエコホーム支援事業
・新築:長期優良住宅、ZEH水準住宅
・リフォーム:既存住宅の省エネ改修 - 先進的窓リノベ2025事業
- 給湯省エネ2025事業
- 賃貸集合給湯省エネ2025事業
特に、新築を検討している方にとって注目なのが、「長期優良住宅」や「ZEH水準住宅」での補助金です。
7月30日時点での予算消化率はまだ15%。今から家づくりをスタートする方でも、十分間に合う可能性が高い状況です。
とはいえ、これらの補助金も予算上限に達し次第、受付終了となります。
進捗状況は国交省が公開している公式グラフで随時確認できますので、家づくりを検討中の方は定期的なチェックがおすすめです。
長期優良住宅ってどんな家?
長期優良住宅とは、国が定めた基準を満たし、長く安心して快適に暮らせる住宅のこと。
- 耐震性・劣化対策に優れている
- 省エネルギー性能が高い
- バリアフリー性や維持管理のしやすさも考慮されている
この認定を受けることで、子育てエコホーム支援事業を通じて最大100万円程度の補助金を受けられるほか、住宅ローン控除や固定資産税の優遇措置なども受けられるメリットがあります。
我が家もGXから長期優良住宅へ戦略転換
我が家も当初はGX志向型住宅の補助金を活用しようと計画していましたが、申請締切の報せを受け、現在は長期優良住宅の認定を目指して設計を調整中です。
補助金だけでなく、税制や資産価値の面でもメリットがあるため、むしろこちらの方が良い選択かもしれないと感じています。
補助金は「早めの行動」がカギ!
GX補助金の終了は「早く動いた人が得をした」好例でした。
逆に言えば、今のうちから動き出せば、まだ残っている補助金制度をフル活用できるチャンスがあるということです。
家づくりは一生に一度の大きな買い物。使える支援制度は最大限活かして、後悔のない選択をしていきましょう。
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