家づくりを始めよう!と思ったとき、最初に何から手をつけるべきか迷いますよね。
住宅展示場に行ってみたり、資料請求をしてみたり…。もちろんそれも大事ですが、私たち夫婦が感じた「本当に最初にやるべきこと」は、ライフシミュレーションと予算の把握でした。
目次
なぜ、予算の把握が先なのか?
多くの人がまず住宅展示場に足を運びます。キレイなモデルハウスを見て夢がふくらみ、つい営業マンの話に乗せられて、気がつけば仮契約…というケースも少なくありません。
でも、自分たちがいくらまでなら無理なく家を建てられるのかを把握せずに進めてしまうと、将来的な生活が圧迫されてしまうリスクがあります。
だからこそ、家づくりは「お金の現実」を知るところから始めるのがとても大切なんです。
我が家が最初に取り組んだこと
- 家計の現状把握(年間の支出・貯金額)
- 将来のライフイベントの見通し(出産、教育、車買い替えなど)
- 住宅ローンの毎月返済可能額を逆算
この作業を通して、私たちは「借りられる額」ではなく「返せる額」を基準に予算を考えるようになりました。
希望をすべて叶えるのは難しいからこそ「優先順位」が大事
家づくりでは、希望をすべて叶えることはほぼ不可能です。
立地・広さ・間取り・設備・デザイン・金額…全部が完璧なんてことはありません。
だからこそ、最初の段階で「自分たちの譲れないポイント」を話し合うことが大切です。
我が家の優先順位
- 予算内で収まるか
月々の住宅ローン返済額が、今後の生活やライフプランに無理のない範囲であることが最優先です。
住宅展示場や営業トークに惑わされず、「借りられる額」ではなく「返せる額」で判断しました。 - 妻の実家の近く(車で10分圏内)
将来的に子育てのサポートをお願いしたり、気軽に行き来できる距離感を重視しました。
土地に収まる予算で抑えるために駅からは遠めの土地で探しました。 - 書斎を作る(私がリモートワークメインのため)
在宅勤務が多いため、自分だけの集中できる空間は必須でした。
狭くてもいいので、独立したスペースを確保できるかを重視しています。
このように順位を明確にしておくことで、見学や打ち合わせの中でも迷いにくくなりました。
予算のボーダーラインを決めるメリット
「この金額までならOK」「この金額を超えたら検討対象外」
そんな予算のボーダーラインを決めておくと、冷静に判断できる土台ができます。
営業トークに振り回されず、家族の将来を守る判断ができるようになるはずです。
まとめ:家づくりの第一歩は「夢」ではなく「現実」から
夢を膨らませることは大事。でも、現実をしっかり見据えたうえで夢を描くことが、後悔しない家づくりの第一歩だと思います。
まずは自分たちの予算をしっかり把握し、希望に優先順位をつけるところから始めてみてください。
次回は、実際に土地探しを進めた際のリアルな体験談をお届けします。
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